Claude Codeを使っていると、使用量が気になることがあります。この記事では、使用量の確認方法と効率的な使い方を解説します。
使用量の基本
Claude Codeの課金体系
プラン | 料金 | 使用量 |
|---|---|---|
Pro | $20/月 | 一定の制限あり |
Max | $100/月 または $200/月 | 高い制限 |
API | 従量課金 | 使った分だけ |
何が使用量としてカウントされるか
- 入力トークン: あなたの質問やプロンプト
- 出力トークン: Claudeの応答
- ファイル読み込み: コードファイルの読み込み
- コマンド実行結果: 出力の解析
使用量の確認方法
Claude Code内で確認
/usage
または:
/status
表示される情報
Current Session:
- Tokens used: 15,420
- API calls: 23
Today's usage:
- Total tokens: 45,000
- Remaining (approx): 155,000
Webダッシュボードで確認
- claude.ai にログイン
- 設定(Settings)を開く
- 「Usage」タブを確認
プランごとの使用量制限
Proプラン
- 5時間ごとの制限: 一定量のリクエスト
- 制限到達時: 一時的に使用制限
- リセット: 5時間後に回復
Maxプラン
プラン | 倍率 |
|---|---|
Max 5x | Proの5倍 |
Max 20x | Proの20倍 |
API利用
- 制限なし: 予算の範囲内で無制限
- 従量課金: 使った分だけ支払い
- レートリミット: 1分あたりのリクエスト数に制限
制限に達したときの対処
症状
Rate limit reached. Please wait before making more requests.
または:
You've reached your usage limit for this period.
対処法1: 待機
Proプラン: 5時間待つと制限がリセット
Maxプラン: より早くリセット
対処法2: プランをアップグレード
Pro → Max 5x: 使用量が5倍に
Max 5x → Max 20x: さらに余裕
対処法3: APIに切り替え
# API利用の設定
export ANTHROPIC_API_KEY=your-api-key
claude --api
使用量を節約するコツ
1. 明確な指示を出す
❌ 悪い例(追加の質問が発生しやすい):
「このコードを改善してください」
✅ 良い例(一発で完了しやすい):
「src/utils/date.ts の formatDate 関数を
以下の要件で改善してください:
- ISO 8601形式に対応
- タイムゾーンを考慮
- null/undefinedのハンドリング」
2. 必要なファイルだけを指定
❌ 悪い例:
「プロジェクト全体を見てください」
✅ 良い例:
「src/components/Button.tsx を確認してください」
3. 長い出力を避ける
# 全ログを見せる必要はない
npm install 2>&1 | tail -10
# コミット履歴も制限
git log -5
4. 一度に複数のタスクを依頼
❌ 悪い例(3回のやり取り):
1. 「関数Aを作成」
2. 「関数Bを作成」
3. 「テストを作成」
✅ 良い例(1回のやり取り):
「以下の3つを作成してください:
1. ユーザー取得関数(getUser)
2. ユーザー更新関数(updateUser)
3. 両方のユニットテスト」
5. CLAUDE.mdを活用
繰り返し説明する内容をCLAUDE.mdに記載:
# CLAUDE.md
## 技術スタック
- Next.js 14
- TypeScript
- Tailwind CSS
## コーディング規約
- 関数コンポーネント
- 型定義必須
使用量のモニタリング
定期的に確認
# 1日の始めに確認
claude
/usage
使用量が多いタスクを把握
タスク | 使用量 |
|---|---|
大きなファイルの読み込み | 高 |
コード生成 | 中〜高 |
質問への回答 | 低〜中 |
簡単な修正 | 低 |
警告を設定(API利用時)
# 予算上限を設定
export ANTHROPIC_MAX_TOKENS=100000
プラン選択の目安
Proプランが向いている人
- 週に数回程度の使用
- 個人的なプロジェクト
- 学習目的
Max 5xが向いている人
- 毎日数時間使用
- 中規模のプロジェクト
- フリーランス
Max 20xが向いている人
- 1日中使用
- 大規模プロジェクト
- チーム開発
APIが向いている人
- 使用量が予測しにくい
- 自動化したい
- CI/CDで使いたい
使用量の最適化事例
事例1: コードレビュー
❌ 非効率:
「このPRをレビューしてください」
→ 全ファイルを読み込み、大量のトークン消費
✅ 効率的:
「以下の変更点をレビューしてください:
- src/auth/login.ts: 認証ロジックの追加
- src/components/LoginForm.tsx: フォームUI
特にセキュリティ面を重点的に確認してください」
事例2: バグ修正
❌ 非効率:
「エラーが出ます。直してください」
→ 情報収集のための追加質問が発生
✅ 効率的:
「以下のエラーを修正してください:
エラー: TypeError: Cannot read property 'id' of undefined
ファイル: src/api/users.ts:42
状況: ユーザーが存在しない場合に発生」
事例3: 新機能開発
❌ 非効率:
「認証機能を作って」
→ 曖昧で何度もやり取りが必要
✅ 効率的:
「以下の仕様で認証機能を実装してください:
## 要件
- メール/パスワードでのログイン
- JWTトークンによるセッション管理
- リフレッシュトークン対応
## 技術スタック
- Next.js API Routes
- Prisma
- bcrypt
## ファイル構成
- src/lib/auth.ts: 認証ロジック
- src/pages/api/auth/login.ts: ログインAPI
- src/pages/api/auth/refresh.ts: リフレッシュAPI」
よくある質問
Q: 使用量はリアルタイムで反映されますか?
A: ほぼリアルタイムですが、数分の遅延がある場合があります。
Q: 月末に余った使用量は繰り越せますか?
A: いいえ、繰り越しはできません。月ごとにリセットされます。
Q: 使用量を事前に見積もれますか?
A: 正確な見積もりは難しいですが、1トークン ≒ 日本語1〜2文字程度として概算できます。
Q: 複数のプロジェクトで使用量は共有されますか?
A: はい、アカウント全体で使用量が共有されます。
Q: チームで使用量を分けられますか?
A: Teamプランでは、チームメンバーごとの使用量を確認できます。
まとめ
Claude Codeの使用量管理:
項目 | コマンド/方法 |
|---|---|
使用量確認 |
|
ステータス確認 |
|
圧縮(節約) |
|
新セッション |
|
節約のポイント:
- 明確な指示: 一発で完了するよう具体的に
- ファイル指定: 必要なファイルだけ読み込み
- 出力制限: 長いログは避ける
- まとめて依頼: 関連タスクは一度に
- CLAUDE.md活用: 繰り返し説明を減らす
使用量を意識することで、より効率的にClaude Codeを活用できます。