Claude Code GitHubレビュー活用法|AIコードレビューで品質向上

Claude Codeを使ったGitHubコードレビューの活用法を解説。@claudeメンション、自動レビュー設定、レビュープロンプトのカスタマイズなど、実践的な活用パターンを紹介。

26 min read

Claude Code GitHubレビュー活用法

Claude Codeを使えば、GitHubのPull Requestに対してAIによるコードレビューを実行できます。セキュリティ、パフォーマンス、コード品質の観点から一貫したレビューを自動化しましょう。

この記事では、Claude Codeを使ったGitHubレビューの実践的な活用方法を解説します。

Claude Codeでできるコードレビュー

レビューの観点

Claude Codeは以下の観点からコードをレビューします。

観点

チェック内容

セキュリティ

SQLインジェクション、XSS、認証・認可の問題

パフォーマンス

N+1問題、メモリリーク、不要な処理

コード品質

可読性、命名規則、重複コード

ベストプラクティス

エラーハンドリング、ログ出力、テスト

アーキテクチャ

設計パターン、モジュール分割、依存関係

レビュー方法1: @claudeメンション

最も簡単な方法は、PRのコメント欄で@claudeとメンションすることです。

基本的なレビュー依頼

@claude このPRをレビューしてください。

観点を指定したレビュー

@claude このPRをレビューしてください。
特に以下の観点を重視してください:
- セキュリティリスク
- パフォーマンスへの影響
- エラーハンドリングの適切さ

日本語でのレビュー依頼

@claude このPRを日本語でレビューしてください。
問題点があれば具体的な修正案も提示してください。

レビュー方法2: ターミナルからレビュー

ローカル環境からClaude Codeを使ってレビューすることも可能です。

PRの差分をレビュー

claude
> PR #42の変更内容をレビューして

特定のファイルをレビュー

claude
> src/auth/login.tsのセキュリティをレビューして

コミット間の差分をレビュー

claude
> 最新5コミットの変更をレビューして

レビュー方法3: 自動レビューの設定

PRが作成されるたびに自動でレビューを実行する設定です。

ワークフローファイル

.github/workflows/auto-review.ymlを作成:

name: Auto Code Review

on:
  pull_request:
    types: [opened, synchronize]

jobs:
  review:
    runs-on: ubuntu-latest
    permissions:
      contents: read
      pull-requests: write
    steps:
      - uses: actions/checkout@v4
        with:
          fetch-depth: 0

      - uses: anthropics/claude-code-action@v1
        with:
          anthropic_api_key: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}
          prompt: |
            このPRの変更内容をレビューしてください。
            
            以下の観点でチェックし、問題があればコメントしてください:
            1. セキュリティリスク
            2. パフォーマンスへの影響
            3. コードの可読性
            4. テストの網羅性
            
            問題がなければ「LGTM」とコメントしてください。

レビューコメントの活用

インラインコメント

Claude Codeは特定の行に対してインラインでコメントを追加できます。

:

@claude 42行目のこの処理についてセキュリティの観点からコメントして

修正提案(Suggestion)

Claude Codeは修正案をGitHubのSuggestion形式で提案できます。

依頼方法:

@claude この関数の改善案をsuggestion形式で提案して

出力例:

function validateInput(input: string): boolean {
  if (!input || input.trim().length === 0) {
    throw new Error('Input cannot be empty');
  }
  return true;
}

レビュープロンプトのカスタマイズ

プロジェクトに合わせたレビュー基準を設定できます。

CLAUDE.mdでレビュー基準を定義

プロジェクトルートにCLAUDE.mdを作成:

# コードレビュー基準

## 必須チェック項目
- [ ] SQLクエリにパラメータバインディングを使用している
- [ ] ユーザー入力をエスケープしている
- [ ] エラーログに機密情報を含めていない
- [ ] 新規関数にはJSDocコメントがある

## 推奨事項
- 関数は50行以内
- ネストは3レベル以内
- 1ファイル300行以内

## 禁止事項
- console.logの本番コードへの混入
- any型の使用(TypeScript)
- ハードコードされた認証情報

カスタムプロンプトの活用

@claude CLAUDE.mdのレビュー基準に従ってこのPRをチェックしてください。
基準を満たしていない箇所を具体的に指摘してください。

チームでのレビュー活用パターン

パターン1: 一次レビューをAIに任せる

  1. PRが作成される
  2. Claude Codeが自動レビュー
  3. 問題がなければ人間がApprove
  4. 問題があれば開発者が修正

パターン2: 特定の観点だけAIに任せる

  • AIレビュー: セキュリティ、パフォーマンス
  • 人間レビュー: 設計判断、ビジネスロジック

パターン3: レビューのセカンドオピニオン

人間がレビュー後、AIにも確認を依頼:

@claude このPRはApproveしましたが、見落としがないか確認してください。

レビュー結果の活用

レビューコメントへの対応

Claude Codeのレビューコメントに対して:

@claude ご指摘ありがとうございます。この実装にした理由は〇〇です。
問題ないか再度確認してください。

修正後の再レビュー

@claude 指摘事項を修正しました。再度レビューをお願いします。

トラブルシューティング

レビューが実行されない

確認ポイント:

  1. GitHub Appがインストールされているか
  2. ワークフローが有効か
  3. @claudeのスペルが正しいか

レビューが途中で止まる

原因:

  • 変更ファイルが多すぎる
  • APIレート制限

対策:

  • PRを小さく分割
  • 特定のファイルのみレビュー依頼

レビューの精度が低い

改善方法:

  1. CLAUDE.mdでプロジェクト固有のルールを定義
  2. レビュー依頼時に具体的な観点を指定
  3. 段階的にレビュー(ファイルごと、機能ごと)

まとめ

Claude Codeを使ったGitHubレビューで:

  • 一貫したレビュー品質: AIが同じ基準でチェック
  • レビュー時間の短縮: 一次レビューを自動化
  • セキュリティ向上: 見落としがちな脆弱性を検出
  • 学習効果: レビューコメントから開発者が学べる

まずは@claudeメンションから始めて、チームに合った活用方法を見つけていきましょう。

参考リンク

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