Claude CodeをWindows 11で使う完全ガイド
Windows 11でClaude Codeを利用したい方に向けて、インストールから基本的な使い方まで詳しく解説します。
Windows 11でのClaude Codeのインストール方法
Claude CodeはWindows 11で公式にサポートされています。以下の方法でインストールできます。
前提条件
- Windows 11 (最新のアップデート推奨)
- Node.js 18以降
- Git (オプションだが推奨)
npmを使ったインストール
最も一般的なインストール方法は、npmを使用する方法です。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
インストールが完了したら、以下のコマンドで起動できます。
claude-code
WSLを使用する方法
Windows 11ではWSL2 (Windows Subsystem for Linux 2) を使用することもできます。この方法は、よりLinuxに近い環境で動作させたい場合に便利です。
- WSL2を有効化
- Ubuntu等のLinuxディストリビューションをインストール
- WSL内でNode.jsとnpmをインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-codeを実行
Windows 11特有の注意点
パスの設定
Windows 11でnpmのグローバルパッケージを使用する場合、環境変数PATHが正しく設定されている必要があります。
PowerShellの使用
Windows 11では、PowerShellまたはWindows Terminalの使用を推奨します。コマンドプロンプトでも動作しますが、PowerShellの方が機能が充実しています。
Git Bashとの併用
Git for Windowsをインストールしている場合、Git Bashからも使用できます。Unix風のコマンドに慣れている方にはこちらがおすすめです。
Windows 11でのClaude Codeの基本的な使い方
初回起動とログイン
初回起動時にはAnthropicアカウントでのログインが必要です。
claude-code
ブラウザが開くので、指示に従ってログインします。
プロジェクトディレクトリでの起動
既存のプロジェクトでClaude Codeを使用する場合は、プロジェクトディレクトリに移動してから起動します。
cd C:\Users\YourName\Projects\my-project
claude-code
トラブルシューティング
インストールできない場合
- Node.jsのバージョンを確認 (
node -v) - 管理者権限でPowerShellを起動してインストール
- ネットワーク設定やプロキシの確認
起動しない場合
claude-code --versionでバージョン確認%APPDATA%\npmがPATHに含まれているか確認- Claude Codeを再インストール
日本語入力がずれる場合
Windows TerminalやPowerShellの設定で、フォントを日本語対応のものに変更することで改善する場合があります。
まとめ
Windows 11でのClaude Codeの使用は、適切にセットアップすれば非常にスムーズです。npmによるインストールが最も簡単で、WSLを使用することでより柔軟な環境を構築できます。