Claude Code 使い方 日本語:日本語環境での完全ガイド

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Claude Codeを日本語で使いたいけれど、設定方法や使い方がわからないという方へ。本記事では、Claude Codeの日本語での使い方を基礎から応用まで徹底解説します。

Claude Codeは日本語に対応している?

結論:完全対応しています

Claude Codeは日本語での入力・出力に完全対応しており、以下のような日本語操作が可能です:

  • 日本語でのプロンプト入力

  • 日本語でのコメント・ドキュメント生成

  • 日本語ファイル名の扱い

  • 日本語を含むコードのレビュー

日本語入力の基本的な使い方

ターミナルでの日本語入力

Claude Codeを起動すると、日本語入力がそのまま使えます:

# Claude Code起動
claude

# 日本語でプロンプト入力
> ユーザー登録機能を実装して

日本語の文字化け対策

もし文字化けが発生する場合は、以下を確認してください:

Windowsの場合:

# コードページをUTF-8に設定
chcp 65001

Mac/Linuxの場合:

# ロケール設定を確認
echo $LANG
# ja_JP.UTF-8 になっているか確認

# 設定されていない場合
export LANG=ja_JP.UTF-8

日本語での効果的なプロンプト例

コード生成

以下の要件を満たす関数を作成してください:

【機能】
- メールアドレスのバリデーション
- 日本語のドメインにも対応

【仕様】
- 空文字列の場合はエラー
- 形式が不正な場合はエラーメッセージを返す

リファクタリング

このコードを以下の方針でリファクタリングしてください:

1. 変数名を日本語のコメント付きでわかりやすく
2. 関数を小さく分割
3. エラーハンドリングを追加

ドキュメント生成

この関数に日本語のJSDocコメントを追加して:

- パラメータの説明
- 戻り値の説明
- 使用例

日本語コメントの自動生成

Claude Codeは日本語でのコード解説が得意です。

使い方例:

このコードに日本語で詳細なコメントを付けて

出力例:

/**
 * ユーザー情報を取得する関数
 * @param {string} userId - ユーザーID
 * @returns {Promise<User>} ユーザー情報
 * @throws {Error} ユーザーが見つからない場合
 */
async function getUser(userId) {
  // データベースからユーザー情報を取得
  const user = await db.users.findOne({ id: userId });

  // ユーザーが存在しない場合はエラー
  if (!user) {
    throw new Error('ユーザーが見つかりません');
  }

  return user;
}

日本語でのエラー解決

エラーメッセージも日本語で説明してもらえます。

以下のエラーを日本語で解説して、解決方法も教えて:

TypeError: Cannot read property 'map' of undefined

Claude Codeの回答例:

このエラーは「undefinedのmapプロパティを読み取れません」という意味です。

【原因】
配列だと思っていた変数がundefinedになっています。

【解決方法】
1. 変数が正しく初期化されているか確認
2. Optional Chainingを使用: data?.map(...)
3. デフォルト値を設定: (data || []).map(...)

日本語プロジェクトでの実践例

READMEの日本語化

英語のREADME.mdを日本語に翻訳して、README.ja.mdとして作成して

日本語変数名の扱い

Claude Codeは日本語変数名も理解します:

// 日本語変数名の例
const ユーザー名 = "田中太郎";
const 合計金額 = 1000;

// Claude Codeに説明を依頼
> このコードを英語の変数名にリファクタリングして

日本語テストケース

以下の関数に日本語のテストケースを作成して:

テストケース:
1. 正常系:有効なメールアドレス
2. 異常系:@が含まれていない
3. 異常系:ドメインが不正

日本語設定のベストプラクティス

CLAUDE.mdでの日本語設定

プロジェクトルートに.claude/CLAUDE.mdを作成:

# プロジェクト設定

## 言語設定
- すべての出力は日本語で行う
- コメントは日本語で記述
- 変数名は英語、コメントは日本語

## コーディング規約
- インデント:スペース2つ
- 文字コード:UTF-8
- 改行コード:LF

## 命名規則
- 変数名:camelCase(英語)
- 関数名:camelCase(英語)
- コメント:日本語で詳細に記述

カスタムコマンドの日本語化

.claude/commands/レビュー.md

以下の観点でコードレビューしてください:

- 可読性:コードが読みやすいか
- 保守性:将来の変更に強いか
- 性能:パフォーマンス上の問題はないか
- セキュリティ:脆弱性はないか

すべて日本語で回答してください。

使い方:

/レビュー

日本語入力の便利な機能

マルチバイト文字の扱い

日本語文字列の処理も正確に行えます:

日本語文字列を扱う関数を作成して:
- 全角・半角の統一
- カタカナ・ひらがなの変換
- 文字数カウント(サロゲートペア対応)

日本語での対話的な開発

対話例:
> ログイン機能を作りたいです

Claude: かしこまりました。以下の要件を教えてください:
1. 認証方式(メール/SNS/両方)
2. セッション管理の方法
3. パスワードのルール

> メール認証で、Redisでセッション管理します

Claude: 承知しました。以下の実装を進めます...

よくある日本語関連の問題と解決策

問題1:日本語入力がずれる

原因: 全角文字の幅計算の問題

解決策:

# 最新版にアップデート
npm update -g @anthropic-ai/claude-code

問題2:日本語コメントが崩れる

原因: 文字コードの不一致

解決策:

# プロジェクトの文字コードをUTF-8に統一
# .editorconfigに追加
[*]
charset = utf-8

問題3:日本語ファイル名が扱えない

原因: OSのファイルシステム設定

解決策: 日本語ファイル名は避けて、英語ファイル名 + 日本語コメントを推奨

// ユーザー管理モジュール
// user-manager.js (○)
// ユーザー管理.js (△)

日本語ドキュメントの自動生成

API仕様書

このAPIエンドポイントの日本語仕様書をMarkdown形式で作成して:

含める内容:
- エンドポイント説明
- リクエストパラメータ
- レスポンス例
- エラーコード一覧

使い方ガイド

このライブラリの日本語の使い方ガイドを作成して:

- インストール方法
- 基本的な使い方
- 実践例
- トラブルシューティング

まとめ

Claude Codeの日本語での使い方をまとめます:

完全な日本語対応

  • 入力・出力ともに日本語OK

  • 日本語コメント・ドキュメント生成

効果的な使い方

  • 明確な日本語プロンプト

  • CLAUDE.mdでの日本語設定

  • カスタムコマンドの日本語化

注意点

  • 文字コードはUTF-8に統一

  • ファイル名は英語推奨

  • ターミナルの設定確認

日本語環境でClaude Codeを使いこなして、開発効率を大幅に向上させましょう!

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